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公益法人は交際費を使ってはいけませんか?という質問

いずみ会計の税理士の浦田です。

ときどき、この質問を受けます。

「公益法人は交際費を使ってはいけませんか?」

という質問です。

まず、交際費を使ってもよいか、悪いか。

○か、×か。

私は、交際費を使ってもよい、と考えています。

つまり、○です。

「ただし」

条件があります。

基本的に交際費を使ってもよい、とは考えているものの、積極的に交際費を使うべき、とは考えていません。

しかし、どうしても出てしまう場合には、
何が何でも公益法人は交際費を使ってはいけないんだ!
とガチガチに考える必要がない、という意味合いです。

たとえば、よくある例。

年に1回のイベントや社員総会があり、その後に会費制の懇親会を行ったとします。

懇親会は会費制としつつも、当日の飲み物が追加になるなどして、集めた会費では不足したため、団体が不足分を負担した。

こんな話はきっとあるでしょう。

また、横繋がり関連団体のところに、理事が挨拶にいくときに、地元のお茶菓子を持参した。

こんな話も、きっとあるでしょう。

いずれも交際費の扱いですね。

これらは、確かに会計的には交際費という勘定科目ですが、決して贅沢とも私は考えません。

団体の活動をするなかで、あることでしょうね、という考え方です。

ただし、懇親会を全額団体の負担でその額が○百万!とか、そういうのはやはりダメですよ、という感覚です。

いかがでしょうか?

交際費という科目に付きまとうイメージは、冗費(じょうひ)であり、贅沢三昧、というマイナスが多いかもしれません。

私は必ずしもそうではなく、交際費とハサミは使いよう!という考え方です(^-^)/

要は団体の金額負担はある程度抑えた上で
懇親会で皆さんが団体の活動を気楽に話し合ったり、
また横繋がり関連団体さんとも、なごやかな話ができるなら、
決して交際費を使うことは、無駄ではないと思っています。


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