三陸のカキ産地支援プロジェクト「フランスお返しプロジェクト」
フランスの漁具メーカー「Mulot」やフランス最大手の運送会社「SDV」、
フランスのカキ産地の養殖組合や商工会議所が参加し、
ブイやロープなど養殖に必要な約12トンの資材をフランスから空輸し、
被災した養殖・漁業関係者に手渡した-
というニュースをご存じですか。
新聞や報道のほか、
「世界 ふしぎ発見」というTBSの番組でも紹介されました。
意外にも、フランスでは生ガキを楽しむ食習慣があり、
日本と同様にカキの養殖が盛ん。
しかし、フランスでは1960~70年代に疫病がはやり、
カキが絶滅に瀕する被害を受けました。
そのとき、フランスのカキ養殖業を救ったのは、
三陸から送られてきたカキだったそうです!
昨年の震災で壊滅的な被害を受けた日本のカキ養殖に対し、
フランスが
「お返し」(恩返し)
の意味を込めて今回の支援に至った―というニュース。
「お返し」の活動は、
フランス政府及びフランス財団からも注目され、
20万ユーロの公式な支援に繋がりました。
そこで、いずみ会計とご縁のある
NPO法人・プラネットファイナンスジャパンさんは、
フランスの公的財団である
フランス財団(Fondation de France)
により20万ユーロの助成を受け、
東日本大震災で壊滅的な被害を受けた
三陸のカキ産地の支援プロジェクト
「フランスお返しプロジェクト」
の支援を本格展開しています。
このプロジェクトは
プラネットファイナンスが全体コーディネーションを行い、
三陸の牡蠣生産者を支援する
「復興かきオーナー制度」を運営する株式会社アイリンクと
日本オイスター協会が
三陸で被災した生産者のニーズを把握し、
それに基づいて牡蠣養殖業の復興に必要な資材等の調達を行うものです。
Mulot社とSDV社は引き続きパートナー企業として
資材の提供や輸送時の協力を行います。
プラネットファイナンスさん曰く、
「フランス政府・財団、日仏の民間企業、弊法人が、一日も早い三陸の牡蠣養殖産業の復興のために協力していきたい。」
とのこと。
このプロジェクトには、フランス財団からの助成金に加えて、
フランス、ブルターニュ地方の商工会議所でも
2万ユーロ以上の寄付が集まりました。
プラネットファイナンスでも受付を行っています。
三陸の牡蠣養殖産業の復興のために温かいご寄付をお願いいたします!
『フランスお返しプロジェクト』寄付受付窓口
ゆうちょ銀行の振込専用口座
口座番号:00140-7-433351 加入者名:NPO法人プラネットファイナンスジャパン
注意点:
※郵便局窓口の振込取扱票を使用する場合は、窓口にて払込手数料受取人の旨をお申し出いただき払込取扱票(赤色)をお受け取りください。
(青色の払込取扱票を使用すると手数料は依頼人様負担となります。)
※通信欄に「三陸牡蠣支援義援金」 と必ず記載してください。
■NPO法人プラネットファイナンスジャパン■
日本におけるマイクロファイナンスへの関心と理解を得ることを目標に、2006年から活動を開始したNPO法人です。
ホームページ:
http://www.planetfinance.or.jp/
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