公益&一般移行準備のツボ(簿外の資産&負債に要注意)
こんにちは!
いずみ会計の税理士の浦田です。
移行準備のツボ、今回は簿外の資産&負債に注意しましょう、というお話です。
「うちは、帳簿に載っていない資産なんかないよ!あるわけないよ!ははは」
と、大抵の方はおっしゃいます。
はい、もちろん、その通りです。
普通は帳簿に載っていない財産はあるはず、ありませんよね。
でも、こんなのはいかがでしょうか?
例1→レジの釣り銭が合わなくて、多かったときは、それを封筒にいれて、釣り銭とよけておく。
その多かった現金は帳簿に載っていない。
例2→団体の会館に自動販売機がおいてある。
その自動販売機設置の手数料は、封筒にいれてしまってあるけど、予算が足りなくなったときに使うお金にしている。
そのお金は帳簿に載っていない。
いかがでしょうか?
これらの金額はわずかかもしれませんが、団体の帳簿に載っていないお金があるようです。
こういう現金は、簿外の資産、というのです。
これも、当然、帳簿に載せないといけませんよね。
「じゃ、どうやって帳簿に載せればいいのですか」
「はい、雑収益(雑収入)扱いで計上していただくことになります」
こんな些細な、と思われるかもしれませんが、経理は些細なことも大事にしないといけませんよね。
簿外の資産&負債がないか、確認しておきましょう!
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