資金繰りのストレス
こんにちは!
いずみ会計の税理士の浦田です。
資金繰りのストレスは、色んなストレス要因の中でも相当に強いと思います。
中小企業の社長さんもそうです。
ただし、公益法人の経理部の資金繰りストレスもかなり強いと思います。
どんな会社、どんな団体も会社にお金が余って困る、ということはありません。
限られた資金(お金)の中から、やりくりをするのです。
家庭の主婦が家計簿を付けながら、やりくりをするのと概念的な意味は同じです。
年間予算は決まってますから、概ねの使い途は予定がたてられます。
そしてその年間予算は予備費もあるとはいえ、だいたいプラスマイナスゼロで検討されています。
そうすると、月々での資金繰りは少々難易度が高くなります。
年間予算はプラスマイナスゼロでも、収入が期末に一括入金の形態であれば、約1年間は経費が先行して出ていきます。
そのお金は団体に容易しておかなければ、なりません。
「公益法人はお金に余裕あるんでしょ?」
というイメージが一部にあるようですが、いえいえ、そんなことはありません。
大多数の公益法人さんは、プラスマイナスゼロ、という年間予算の中で、資金繰りを工夫しながら運営するのです。
この公益法人さんの経理部にかかるストレスは、ハンパないものです。
資金繰りはどんな団体も永遠の課題だとは思いますが、公益法人の経理部は結構大変なんですよ、というお話をさせていただきました。
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