通帳が多すぎる!という公益法人さん
こんにちは!
いずみ会計事務所の税理士の浦田です。
経理現場のお仕事の中に、通帳管理も当然あります。
通帳も出来るだけ集約し、口座数を増やしたくないところですが、色んな事情から口座を分けて管理するケースもあります。
口座を分けて管理する、という気持ちはよく分かります。
口座を分けるのは、つまり、口座ごとに用途を決めているためです。
公益法人さんであれば、最低、以下の口座数はあるかもしれません。
運転資金の普段使いやすい口座
寄付金用の口座
基本財産用の口座
特定資産用の口座
(退職積立、修繕積立など)
ここまでで最低4~5つの口座がありますね。
これらはまあ管理面からも、私も口座区分はよいかと思います。
更に、運転資金の普段使いやすい口座を何本も管理している団体があります。
書籍販売の入金がある口座
セミナー参加費の入金がある口座
会費の入金がある口座
補助金、助成金の入金がある口座
その他物販の入金がある口座
更にこんなケースもあります。
事業部ごとに持つ口座
給与支払用の口座
大口入金用の口座
定期預金利息を受けとるだけの口座
こんな風に増やしていくと、口座の件数だけですぐに10本以上になります。
その口座残高を見ながらの資金移動も、結構な事務作業になります。
口座区分もある程度はいいかと思いますが、あくまで「ある程度は」です。
経理担当業務が増えたり、煩雑になるならば、思いきって口座件数の整理をしてみませんか。
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