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経理実務はファイリング能力重要です

こんにちは!
いずみ会計の税理士の浦田です。
経理実務はファイリング能力重要!という話です。
はい、もちろん、営業現場でも、総務実務も、経営者もファイリング能力は重要です。
ただし、私としては、経理実務こそ、ファイリング能力と連動する部分が強いと感じます。
公益法人さんだけではありません。
もちろん、株式会社の経理も同じくです。

「経理のプロは、ファイリング能力も高い!」

というのが、私の持論です。

経理というのは、もう重々ご承知のとおり数字を扱うのが仕事です。

その数字を扱う上では、請求書、領収書などの証拠書類を根拠にして行います。

その根拠となる資料関係はどれもこれも重要ですね。

単なる「記憶」や単なる「勘」は、経営者が得意とするところですが、経理部門のプロであるならば

「記憶」「勘」では仕事が成り立ちません。

そのためには関係書類の整理がどうしても必要になります。

私が業務打ち合わせで、たとえば元帳を見ながら以下の質問をしたとします。

「すいません・・・この数字・・・実際の状態はどのような取引でしょうか」

そのときに、経理のプロは、すっくと立ち上がり「少々お待ちください」とまるでホテルマンのように

速やかに、そして、鮮やかに、ファイリング資料を2冊ほど持参します。

「こちらが先方からの請求書です。この数字を実際に会計処理しています。

その根拠となる詳細については内訳がございます。

内訳の中には見積もり、その根拠資料、このあたりは別添ファイルがございます」

私は、その内容を確認して「はい、了解しました、この内容で問題ありません」と笑顔で答えます。

いかがでしょうか。

外部の人(つまり私のような立場)が、抜き打ちで(ある意味、抜き打ちですよね)質問しても、

1分もかからず、資料が提示できる鮮やかさ。

これこそ、経理マン(もちろん経理ウーマンも)のプロだと思うのです。

経理の簿記検定などは、仕訳の技能を確認する勉強の一環ですが、

経理のプロであれば、その技能を持ち合わせた上で、このようにファイリング能力の高さが

仕事の「キメウチ」になるのではないでしょうか。

ということで、私は経理のプロとはファイリング能力も必要と、常々感じているところです。


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