クリスマスに、緑のサンタと日本の森に思いを馳せて― 一般社団法人グリーンサンタ基金
クリスマスが近づいてきました!
今年のクリスマス、皆さんはどのように過ごされる予定ですか?
さて、
「クリスマス」
と言えば、真っ赤な衣装に身を包んだサンタクロース
を思い浮かべる方が多いかと思います。
でも実は、緑色の服を着たサンタクロースもいること、ご存じですか?
今日ご紹介するのは、いずみ会計とご縁のある
「一般社団法人グリーンサンタ基金」さんです。
グリーンサンタ基金さんは、
「環境親善大使グリーンサンタ(R)をメインキャラクターに置き、
子どもたちに緑あふれる未来を贈るためのさまざまな活動を行っている公益法人」
です。
このグリーンサンタが緑色のサンタクロースの正体です(^-^)。
日本の国土の中で森の割合は「約7割」なのだそうです!
これは世界でも2番目に森の割合が多い国だとか。
にもかかわらず、日本では国産材を使わない傾向があります。
海外では、伐採が進むことで災害に見舞われたり、
自然破壊が深刻さを増している地域がある一方で、
需要のない日本の森では管理がゆきとどかず、
間伐もされないために木のもつ力自体が弱ってきているそうです。
日本の森の約4割は人工林で、適切な手入れさえ施せば元気な森が育つそうです。
ただし、手入れをしないとまたたく間に荒れてしまいます。
土壌の流出を引き起こしたり、
日光が十分に届かないため木や下草の立ち枯れが起きたり、
さらに二酸化炭素の吸収率の低下を招く可能性もあります。
豊かな森を育てるためには、まず木を使うことが必要。
さらに、使ったあとに植林し、適切な管理のもとで育てていく。
―という循環を繰り返すことによって、豊かな森が育つ、といいます。
この循環を通して豊かな森を育てるため、
グリーンサンタ基金は
育林事業、国内材製品の寄贈事業、環境教育
を主な社会貢献事業と位置づけて活動しています。
育林事業では、2007年から豊かな森づくり活動として
「グリーンサンタ(R)の森づくり」を行っています。
地元で活動するNPOなどと協力しながら、
未来へつながる元気な森を日本各地で育てています。
現在、北海道から熊本まで、全国9カ所に「グリーンサンタ(R)の森」がありますよ!
国産材製品の寄贈事業では、管理された森からの木材でできた
木製品の寄贈と森林環境教育に取り組んでいます。
日本全国の保育園、幼稚園、小学校などの教育機関などを
対象に、国産材製品を寄贈しています。
また、環境教育事業では、
国際NGO FEE(環境教育基金)の森林教育プログラム
「LEAF(Learning About Forests)」と
学校への環境認証プログラム
「エコスクール(Eco-Schools)」を紹介しています。
グリーンサンタ基金は民間の団体です。
その活動は、グリーンサンタ基金の活動に賛同していただける方や
企業からの会費をはじめ、
グリーンサンタ(R)のキャラクター使用料によって支えられています。
森に行くとすがすがしい気分になって癒される―
そんな日本の森を守るために、クリスマスシーズンに
緑のサンタクロースに思いを馳せてみてはいかがでしょうか?
■一般社団法人 グリーンサンタ基金
http://www.greensanta.or.jp/index.html
東京都千代田区富士見2-14-38-309
Tel: 03-5212-1527
Fax: 03-5212-1533
(業務時間:月~金 10:00~18:00、土日祝日休み)
◆グリーンサンタ(R)キャラクター公式サイト
http://www.greensanta.jp/index.html
※グリーンサンタのグッズなどが購入できます!
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