評議員の仕事とは?
【質問】
ある財団法人から評議員への就任を打診されました。
評議員とはどのような仕事をするのでしょうか?私にもつとまるでしょうか?
【回答】
評議員は、評議員会に出席し、評議員会での議題・議案に関して検討を行い、適切に議決権を行使していくことが主な仕事です。
一般社団法人・公益社団法人における社員総会に対応し、一般財団法人・公益財団法人では評議員会が設置されます。評議員とは、この評議員会の構成員のことを言います。
一般財団法人・公益財団法人では、業務を行う理事(理事会)を監督する立場の機関として、3名以上の評議員からなる評議員会を必ず置くものとされています。
評議員会は、すべての評議員を構成員とし、財団法人の一定の基本的事項を決定する権限が与えられており、理事の監督等を任務とする合議体の機関です。
評議員の仕事は、評議員会に出席し、評議員会での議題・議案に関して検討を行い、適切に議決権を行使していくことが主なものとなります。
なお、社団法人における「社員」が法人の構成員であるのに対して、評議員は法人から評議員としての職務をゆだねられた(=委任契約)の関係になります。
この点では、理事や監事といった法人の役員に類似する面があると言えるでしょう。
■いずみ会計事務所へのご相談は>>コチラから
この記事へのコメントはありません。