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日本の自動車産業の国際競争力向上に貢献する~一般社団法人MBD推進センター

いずみ会計とご縁のある一般社団法人MBD推進センターが、2023年4月に一般社団法人として新たな一歩を踏み出しました!
MBD推進センター
自動車産業は、日本経済だけでなく「技術大国」というイメージもけん引する、日本を代表する産業の一つです。
その自動車産業の高い技術を支えているものの一つに「すり合わせ開発」があります。すり合わせ開発とは、調整や試行錯誤を繰り返してより高性能・高品質な製品をつくり込んでいく開発スタイルです。
例えば、「エンジンとトランスミッション」のような隣接部品間のすり合わせや、「自動車とエンジン」のような上下階層間のすり合わせ、「設計と生産技術」のような前後工程間のすり合わせなど、多様で複雑な「すり合わせ」を、優れた技術者の経験をベースに何度もトライ&エラーを繰り返し、最終的にワンアンドオンリーな高品質の自動車を作る―この「すり合わせ開発」が、他国には真似できない、日本の技術の真骨頂です。

しかし、近年の自動車は自動走行のほか、ESC(横滑り防止装置)、衝突被害軽減ブレーキなど、求められる機能は高度化の一途をたどり、車の構造や制御システムは複雑になってきます。
高度化・複雑化した部品やシステムが車両全体に与える影響を確認するため、すり合わせることは激増し、これまでの技術者の経験頼りの開発では追い付かないことが出てきます。
海外の技術者とのやり取りが増えることやスピード化にも対応しなければいけません。

そこで注目されるのが、自動車の先行開発・性能評価を実機ではなく、バーチャルシミュレーションで効率化する「モデルベース開発」(MBD:Model Based Development)です。
日本が培ってきた「すり合わせ開発」にMBDを取り入れることにより、スピード化とグローバル化に対応しながら日本の強みを生かす取り組みが模索されています。

日本の自動車産業のMBDを普及するため、2021年に任意団体・MBD推進センターが発足し、MBD 人材育成による MBD 普及推進、モデル作成に係るガイドラインの整備による企業間のモデル流通の推進など幅広い活動を行ってきました。
MBD推進センターは、今後の更なる活動の拡大に向けて法的な組織基盤を強固なものにするため、一般社団法人に移行し、2023年4月から一般社団法人MBD推進センターとして本格的な活動を始めました。

MBD推進センター

一般社団法人化にあたり、「日本の自動車産業の国際競争力を向上させるとともに、将来のデジタルモノづくりを担う人材育成に取り組みます。」というMBD推進センターの今後の活動に、ぜひご注目ください!

■一般社団法人MBD推進センター
https://www.jambe.jp/
■プレスリリース
https://plij.or.jp/docs/PressRelease20230427.pdf


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