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常盤山文庫、「創立80周年記念 常盤山文庫の名宝」などを開催

いずみ会計とご縁のある公益財団法人常盤山文庫さん(以下、常盤山文庫)が、東京国立博物館東洋館8室にて「創立80周年記念 常盤山文庫の名宝」を開催しています。

常盤山文庫は、実業家である菅原通濟(すがはらみちなり・1894-1981)の蒐集が母体で、禅僧の墨蹟、中国・日本の絵画、中国陶磁、天神画像を四つの柱とし、国宝2点、重要文化財21点、重要美術品18点を含み、国内有数の質の高さを誇ります。

初代理事長の菅原通濟が古美術の蒐集(しゅうしゅう)をはじめた昭和18年(1943)を創立の年とし、その後3代にわたってコレクションの拡充、研究、普及に努め、今年80周年を迎えました。

「創立80周年記念 常盤山文庫の名宝」は2023年9月24日まで、前期展示1が開催中。
中でも注目されるのは、国宝「馮子振筆 易元吉画巻跋」が展示されている平台です。普段はガラスの向こう、遠くに見える文字を間近で見ることができます。

「馮子振筆 易元吉画巻跋」は幅120センチを超える作品のため「切って数幅の掛け軸にする」と考える方もいたのかもしれません。
これについて「切っては曲なき候」と記した千利休筆の書状があります。現在の形で見ることができるのは、千利休のおかげかもしれません?!
今回の展示では、千利休必の書状も並べて展示しており、縁のある馮子振の作品と千利休の書状の二つを同時に鑑賞できる貴重な機会です。まるで作品の歴史をたどるようでワクワクします!
私も早速伺いましたが、作品はどれも写真で見るよりも迫力があり、じっくり鑑賞することができました!

80周年の本年は、慶應義塾所蔵の作品と組み合わせた展覧会「臥遊―時空をかける禅のまなざし」も開催予定です。(2023年10月2日~12月1日、慶應義塾ミュージアム・コモンズにて)
こちらも併せて、ぜひ足をお運びください!

■「創立80周年記念 常盤山文庫の名宝」(東京国立博物館 東洋館8室)
前期 8/29(火)~9/24(日) 後期 9/26(火)~10/22(日)
▶ 東京国立博物館 – 展示・催し物 総合文化展一覧 アジアギャラリー(東洋館) 創立80周年記念 常盤山文庫の名宝

■「常盤山文庫×慶應義塾 臥遊―時空をかける禅のまなざし」(慶應義塾ミュージアム・コモンズ)
10/2(月)~12/1(金)
▶常盤山文庫×慶應義塾 臥遊がゆう―時空をかける禅のまなざし | 慶應義塾ミュージアム・コモンズ

■公益財団法人 常盤山文庫
https://tokiwayama.org/


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