働きながら学ぶ留学生を奨学金で支援する～公益財団法人 国際人材交流支援機構

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の調査によると、2021年５月１日現在、日本にいる外国人留学生は242,444人に上ります。
いずみ会計とご縁のある公益財団法人 国際人材交流支援機構（以下、IHNO）は、働きながら学ぶ留学生に対する奨学金事業を行っている団体です。

留学生は、勉強するのが仕事。とはいうものの、日本での生活のためにアルバイトを行い、その隙間の時間に勉強せざるを得ない、という学生が多いのです。勉強したいと思いつつ、今期の学費の期限や家賃の支払いなどが頭をよぎり、勉強に集中できない―IHNOは、月額３万円を上限とした奨学金プログラムによって、優秀な留学生をサポートしています。

奨学金を受けることで経済的なストレスが軽減され、学業に集中できて実習やインターンシップなどへの参加機会が増えた留学生が数多くいます。
また、奨学金を受けること自体が、自身の学業への取り組みや成果が認められたことの証であり、自分に自信が持てるようになった、自己肯定感が高まるという効果もあるといいます。

近年、学業の優秀さにフォーカスした奨学金は増えつつありますが、「働きながら学ぶ」という、昔ながらの勤労学生に焦点をあてた奨学金制度はさほど多くありません。

未来を担う若い人たちには奨学金プログラムなどで学ぶ環境を支援・創出し、誰もが活躍できる社会づくりに貢献すること―そんな基本理念のもと活動を続けるIHNOの役割は、グローバル化・多様化が進む現代においてますます重要になってくると思います！
ぜひその活動にご注目ください。

■公益財団法人 国際人材交流支援機構（IHNO）
https://www.ihno.net/